日本拳法とは?

日本拳法は防具(面、胴、股当、グローブ)を着装し

打撃、蹴り、組技(投げ、関節技)を駆使して勝敗を競い合う総合格闘技です。

 

日本拳法独自の防具を着装することで安全が確保されるため、

技の激しさにもかかわらず顔面に裂傷を負わず、力一杯試合を行える事が大きな特徴です。

 

~簡単なルール説明~

試合時間は1試合2分間または3分間の3本勝負で行われる。

所定の部位に十分な撃力と気合が認められた場合に1本の判定。

柔道のように投げただけでは1本とならず、倒れた相手を制し一撃(打撃・関節技・膝蹴り等)を加えることによって初めて1本と判定。

この場合安全面に配慮して、面への攻撃は空撃(寸止め)で1本となる。

基本的に防具を着装していない部位に打撃等を加えることは反則となるのでローキックは禁止されています。(足払いは可)

 

日本拳法は非常に実戦性に優れているので、その技術とスタイルは、警察では「逮捕術」、自衛隊では「徒手格闘術」という形で取り入れられています。

日本拳法の理念・指導精神

日本拳法は、総合徒手武道の修練による人間形成の道である

日本拳法の修練は、道を求めての修行である。

道を得れば日本拳法は武道形成が果たされ、

倫理・徳を有する人間形成がなされ、
これによって自己の生存に意義と自信を見出し、 生き甲斐を得るものである。


日本拳法の修練を通して、常に礼節を重んじ、心身を鍛錬し、
自己の修養につとめ国家社会の繁栄と国際平和に寄与すること


礼こそは、社会生活を営む人間にとって必須の要事である。

礼の基盤となるのは、敬譲の精神である。
即ち、互いに敬い合う、互いに譲り合う心情である。
この心情をもって人々が接するが故に互いに結ばれ、和ができてくるのである。
平素の修練では、精神面、身体面とも強を求めて鍛錬を重ねていくとともに、
社会の繁栄と平和に貢献するべく自己研鑽に励むことが重要である。

日本拳法会オフィシャルサイトより